2023/08/08 12:06
かつてWMTの初期の頃、現在よりもミリタリーに傾倒しておりました。
当時は、ノーズアートが描かれたダイアルやミルスペックに準じたダイアルが存在しておりました。
そして、そのミリタリーラインのダイアルは
ロイヤルマリンのベゼルレスモデルのRM1950ケースに収められておりました。
初期のWMT、ベゼルは逆回転防止クリックありと言った仕様でした。
そのベゼルのクリック機能を司るスプリンバーを固定するホールが、必然ながらベゼルレスのRM1950には存在しておりました
時を経て、満を持してニューケースとなったWMTですが
ヴィンテージに倣い、横穴ケースとなりベゼルはノンクリックの両回転となりました
これによりベゼルレスモデルのRM1950のケースにあったホールがなくなったのです
ニューケースとなったRM1950のリューズはヴィンテージ感ある丸みを帯びたものとなり
ラグも薄くなり、リューズガードもPCGに近いよりヴィンテージなデザインとなったのです
WMT初期のN-1ダイアル
恐らくNAVYの頭文字「N」を取ったと思しき「N-1」ダイアル
そのインスパイアは、リューズカバーを備えたUDU(水中破壊部隊)用のBUSHIPと考えて間違い無いでしょう。
そのダイアルに合わせ、当時のミリタリーウォッチを偲び
シャープエンド・シルバーのミニッツ・アワーハンズとストレート・エンドのホワイトミニッツで
再現すべくカスタマイズ致しました
そして、1940~1950年代 USミリタリーウォッチのイメージに近い
WMT新色のLIGHT GREENカラーのNATOストラップをセット致しました
希少なWMT初期ディスコンダイアルの「N-1」
ニューケースにて復刻出来たのは、非常に喜ばしい事と思います
宜しくお願い致します
MWM FUKUOKA