2019/11/11 18:21
以前に、レッドオマーンダイアルについて触れましたが
今回は、ゴルードカラーのハンジャールエンブレムについてのお話です。
オマーンからの依頼に基づき作製された当時のヴィンテージのカスタムダイアルですが
市場で見られるのは、ほぼ赤のハンジャールエンブレムでした。
ここ最近まではっきりしてなかった様ですが、ゴールドのハンジャールエンブレムを持った
深海用のダイバーウォッチが、本当に僅かに作製されていた事が判明した様です。
レッドにせよゴールドにせよ、かなり希少で一般にお目に掛かる事はありません。
その希少なダイアルをWMTが現代に蘇らせた事は既にご紹介済みですが、
先日ご紹介したレッドオマーンより先に WMTがゴールドオマーンをローンチしておりました。
ヴィンテージのレッドオマーンは、パンプキンなどと称されるインデックスが
クリームを通り越し濃い色に変色した個体がほとんどの様ですが
ヴィンテージのゴールドオマーンのダイアルのインデックスはなぜか変色は見られず
はっきりとしたホワイトのインデックスなのです。
もちろん、それを理解してからなのかWMTがローンチしたゴールドオマーンも
他のダイアルとは一線を画す数少ないホワイトインデックスなのです。
こちらが、ノンエイジのゴールドオマーンのカスタマイズです。
確かにホワイトインデックスですが、オマーンのカスタムダイアルは1970年代と認知されているので
少しばかりの疑問を抱きます。それは、何なのでしょうか?
改めて確認致しますと、369ダイアルなのです。
それ故、当店オーナーも1950年代のケースをイメージしたシーダイバーでカスタマイズしたのです
では、古くにオマーンのカスタマイズダイアルは存在したのでしょうか
当店の知る限りでは、そういったソースは見受けられませんでした。
しかしながら、そういった事を色々考えながら楽しむ事をWMTは教えてくれたのでは無いでしょうか?
ヴィンテージでも無垢モデルにしかほぼ存在が確認出来ないゴールドハンジャールを
SSのダイバーケースで、現代で楽しむ。敢えての369ダイアル。
夢も膨らみますね
そして、こちらが当店のラインナップの中でも一番の人気と言っても過言では無いゴールドオマーンのエイジド加工です。
ホワイトインデックスの良さを残しつつも、使い込まれた様な落ち着いた雰囲気に昇華しております。
実は、ゴールドオマーンもディーラー限定のダイアルで
当店も在庫分を以って、販売が終了しそうです。
気になる方は、お早めにお願い致します
ミゾラーウォッチマン