MWM FUKUOKA  (WMT WATCHES ONLINE STORE)

2021/02/19 15:58




先日ご紹介したパントン・ミラーの記事をご覧頂いた方には
あれ?この前と同じじゃないかな?と思われるかもしれません。

しかしながら、このパントン
何かが違うのです







もう少し、引っ張っても宜しいでしょうか

ベークライト(調)のペプシベゼル、ミラーダイアル
ダイバーハンズ、ブラックのNATOストラップ
これは、前回ご紹介差し上げたパントンと全く一緒でございます。








この画像で、お分かり頂けますでしょうか
少しベゼルがゴールドがかっております
しかしながら凹の部分は、くすみも見られます








大きくして、見てみましょう

通常はステンレスのパーツのベゼル部分が、くすんだゴールド色になっております。
これは真鍮製のベゼルにクロムメッキを施したものに、
そこからわざわざエイジド加工を施して、地の真鍮がまばらに見える様してあるのです









なぜ、真鍮を? なぜ、わざわざメッキを剥ぐ加工まで?

その答えは、1950年代から1960年代のヴィンテージの個体にあります
当時、真鍮製のベゼルにメッキがほどこされたベゼルが採用されておりました
当然ながら半世紀以上の時を経た個体はメッキが剥げ真鍮の地が見えているものが殆どです







是非、動画でもその質感を実感下さいませ








そんな言われないと気付かないポイントに拘って、WMTのパーツのプロダクトが完成します。

改めて、ブラスベゼルが採用されている事を認識して個体を見ると
全体の色調が、特にベゼルのインデックスのトーンが違うのがわかります

ベゼルにゴールドと言う色目が加わる事により高級感も感じられます








ブラスベゼルのエイジド加工の関係上、本体のベゼル周りのラグに
若干の傷が見られるのは、予めご了承下さいませ


実は本国とのオーダーの中、偶然の産物で入荷した個体。
ミラーダイアルは、1本のみの当店でもかなり希少なカスタマイズです



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