MWM FUKUOKA  (WMT WATCHES ONLINE STORE)

2022/07/11 14:12


WMT ロイヤルマリンに新たなダブルネームモデルが加わりました。

本カスタマイズは、1960年代半ばのデュフュージョンブランドのヴィンテージを参照に
ロイヤルマリンのケースに合わせ、新たにダイアルデザインとカスタマイズを行いました。

カスタマイズのインスピレーションは、商品説明欄に詳しく記載がございますので
本ブログではカスタマイズの魅力についてお伝え出来ればと考えております。






WMTのロイヤルマリンは、旧ケースからアップデートされた際に
スクエアだったクラウンガードがポインテッドクラウンガードとなりました
それに伴い、リューズも丸みを帯びたポッチタイプのヴィンテージスタイルとなりました
そして、ヴィンテージの特徴とも言うべきラグに通貫する横穴となったのです

この1960年代のヴィンテージに見られるディテールを生かしたカスタマイズを構想致しました







参照にしたヴィンテージは、その系譜の中ごく短期間にグロッシーミラーダイアルが存在しておりました
ヴィンテージは当然ながらかなりレアで、その個体に思いを馳せました

メーターファーストの表記も、このダイアルの為に新たにデザインを起こし
伝統的なフォーラインのアンダーはラウンド表記となっております








奥深い輝きを放つグロッシーダイアルは、その特徴を最大限に魅せる為にノンエイジドとし
ハンズに関しましては、当時の多くの個体に見られる水入りによるエイジングに寄せ
WMT渾身のエイジド加工を施しております







そして拘りのカスタマイズは、ベゼルも同様に抜かりはございません
当時の個体に見られます、変色せずに白いままのルミナスのベゼルを再現する為に
WMTのホワイトルミのMK1ベゼルをセットして、ゴースト感が溢れる強めのエイジングとしております。

もし、この白っぽい感じがお好みでなければ
エイジド加工用の溶剤が施してございますので、クロスなどで磨きあげて頂ければ
ベースの黒のインサートが、マットな質感で表情を見せてくれます







参照にしたヴィンテージはフランス海軍にも、納品されておりました
海外のコレクターのインスタグラムの個体を参考に、WMTのカーキのNATOストラップを合わせ
ミリタリー感もエッセンスとして加えました






今回、ROYAL MARINE "MK3"とネーミング致しましたのには、2つの理由があり
ひとつは、ダブルネームのロイヤルマリンとしてサードジェネレーションである事、
そしてポインテッドクラウンガードが参照にしたヴィンテージのMK3と称される時期だったからであります







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