MWM FUKUOKA  (WMT WATCHES ONLINE STORE)

2022/08/07 08:21


本国カスタマイズより入荷予定のカスタマイズ。

WMTのラインナップの中、本国限定のみのローンチ
そして圧倒的にモデル数も入荷数も少ないパイロットモデル・サンフォード。
そのサンフォードに新作が入荷致しました。




サンフォードのブラウン系は、過去にもいくつかローンチされ
都度、すぐ当店及び本国共に完売となっておりました。

"SKY-TRAVELLER"とネーミングされたマットダイアル
2トーンのニップルインデックスのサンレイダイアル
そして、UAEバージョンのニップルマットダイアル

これら全てのポイントを見事に凝縮した今回のブラウンダイアルエディション
深いマットブラウンにニップルインデックスを備えたカレンダーダイアル。







そもそも、そのニップルダイアルとは。

1960年代から1980年代にかけて製造されたパイロットウォッチとダイバーウォッチに存在する
特殊なアップライトインデックスを備えるダイヤルの事の俗称となります。
インデックス枠の部分が大きく、夜光塗料の面積が非常に小さいため、
海岸の岩場に生息するフジツボのように見える事から通称「フジツボ」ダイヤルと呼ばれております。

海外では「ニップル」ダイヤルと呼ばれていおりますが
日本語に直訳しますと「◯首」になってしまいますので、「フジツボ」と呼ばれる様になったのでしょうか







サンフォードは、ロイヤルマリンと似たケース形状ですが
実はディテールが、異なっております

ベゼルはロイヤルマリンと違いエッジが短いパイロット仕様を採用しており
必然的にベゼルインサートも幅広になっており、非常に存在感があります

過去のブラウンや2トーンベゼルと比べ、このブラウンベゼルは色味も深く非常に良いお色味です。







違いはベゼルだけではありません
クラウンガード及び、リューズもサンフォードならでは意匠となっております。

ロイヤルマリンのPCGに近いクラウンガードと比べ、丸みがあり幅のあるクラウンガード
そのデザインは、ダイバーウォッチとのリューズの大きさの違いが影響しております

パイロットモデルのサンフォードはロイヤルマリンよりもリューズが小ぶりで
その分、クラウンガードの大きさにデザインのポイントがあるのです

小ぶりなリューズは操作性が劣るのか?と思われるかもしれませんが
ロイヤルマリンはヴィンテージ仕様でリューズが大きくその溝もエッジが立ち少々痛く感じるほどですが
少し小ぶりなサンフォードのリューズは、操作性も劣らず指へのフィットも非常に滑らかです








ブラウンベゼルのサンフォードには、リベット3-link ブレスレットが用意されました。
ブラウンベゼルには、秋冬にはレザーストラップなどもトライしてみたいですね

サンフォードとロイヤルマリンの共通項として、非常に良いのは
ブレスレットは、ロイヤルマリン用が兼用出来る事です
お手持ちにロイヤルマリン用のジュビリーブレスレットがございましたら
そのまま換装が可能なのです







ダイアル・ベゼル共にブラウンのサンフォードは
エイジングによりトロピカル化したヴィンテージ個体のイメージすら覚えます

ニップルダイアルにより通常のマットダイアルよりも高級感もございます
暑い夏、褐色に焼けたお客様の腕元への相性は抜群と思います


MWM FUKUOKA

著作権に基づき、画像の無断転載を厳しく禁止致します
(スクリーンショットも同様です)