MWM FUKUOKA  (WMT WATCHES ONLINE STORE)

2023/10/18 06:57


WMTから、1950年代のUSミリタリーモデルのカスタマイズが登場となりました
”A-17X"とネーミングされたこのモデルは、50s米軍納品の”A-17"のコンセプトとはお分かり頂けると思いますが
果たして末尾の”X”は何を意図するものでしょうか








A-11からの形状を受け継いで1950年代後半に差し掛かり登場したA-17
その後、防水性能をアップデートしたA-17Aと進化と遂げます
画像の写真からもケースの形状の違いが確認出来ます









WMT "A-17X"は、A-17のコインベゼルのケースに
A-17Aの視認性が向上されたダイアルデザインを踏襲しており、非常に上手くブレンドされたデザインとなっております

A-17Aは、1990年代から数多くのメーカーが復刻版を作っておりました
24時間計の2トーンダイアルのエルジンの実名復刻などは
ミリタリーウォッチをコレクションし始めた頃が懐かしいプロダクトです




オリジナル・復刻共に32mm径と小ぶりなケースの軍用時計でしたが
WMTは単なる復刻ではなく、自動巻ムーブメント8215を搭載して36mm径でローンチ致します






ここまでご覧頂き、お気づきの方はいらっしゃいますでしょうか

そう、WMTのロゴがダイアルに存在しないのです
おなじみのトライアングルは、6時位置に確認出来ますが3つのドットのデザインも確認出来ます







このドットが配されたトライアングルマークには、このA-17X専用のボックスにも確認出来ます
通常のWMTのボックスとデカールのカラー、そしてデザインも全く違います。

これは、A-17Xが単なるA-17のオマージュではない事を意味しております。








1952年から1969年まで、アメリカで謎の飛行物体や光が次々と目撃される事例が報告されました
未確認飛行物体が米国にとって脅威であるかどうかを判断するために、秘密裏の調査が実施されました。
未確認飛行物体に関する徹底的な研究であり、この種のものとしては史上最大規模のものでありました。
その調査には、12,618件もの未確認飛行物体の報告が集められたのです。
公式には、空軍が調査したUFO目撃情報はどれも米国に危険をもたらすものではなく、
また異星人の訪問や高度な技術の証拠でもないという結論が出されましたた。
その調査のコードネームこそが「プロジェクト・ブルーブック(Project Blue Book)」だったのです。
調査資料は、2015年に開示され、政府だけが知っていた驚くべき事実が世に明らかにされる事となりました






実は、「プロジェクト・ブルーブック」、アメリカでドラマ化されております。
日本ではPrimeビデオでもご覧頂けますので、是非ご覧になってみては如何でしょうか








アメリカの時期を同じくした、米空軍ミリタリーウォッチと
秘密裏に実施された未確認飛行物体の米空軍による調査「プロジェクト・ブルーブック」
その2つを重ね合わせたものが、この "A-17X" であり
トライアングルのドットと末尾の "X"は、未確認飛行物体を示していると考えます







既存のWMTからは、全く新しいカスタマイズですが
そこに宿るスピリットには、幾分のブレも見られません。
逆にWMTにしか出来ない、バックボーンを持ち合わせたプロダクトです




MWM FUKUOKA

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