2023/04/11 11:58
WMT x MWM コレクションに、新たにシーダイバーが登場します。
WMTは、ヴィンテージの個体を現代に再現する事に注力し
インデックスのパティーナの表現・渾身のエイジド加工技術がブランドの代名詞と言っても過言ではないと思います
ヴィンテージの個体は、ラジウムやトリチウムを使用していた事により
経年のインデックス・夜光に劣化が生じ変色し、そこに個体の個性が現れます
しかしながら、全ての個体がインデックス・夜光に色の変化が生じるわけではありません
70年代の個体には、パティーナカラーに至らずホワイトのままの個体が
製造年により存在致します
過去に、当店ではその時代の個体を再現した "White Maxi" とネーミングしたモデルを
ロイヤルマリンをベースにカスタマイズ致しました。
ホワイトインデックスの個体は、クラウンガードを持ち合わせて以降にしか存在しないのでしょうか
いいえ、一概にそうとは言い切れません
1950年代、ガードレス・ビッグクラウンの時代の個体にも
稀にルミナスやハンズ、インデックスなどがホワイトの個体の画像を確認出来ます
半世紀以上前の個体、大きく変色したインデックスが脳裏にあるために
ホワイトのディテールに違和感を感じしますが、逆に新鮮な感覚を覚えます
これはなぜでしょうか
もしかしたら、デュフュージョンブランドのガードレスモデルが
脳裏の中で、定番となっているからかもしれません
ヴィンテージの個体は、一部がホワイトのパーツがセットされている個体が殆どです。
それらは補修交換用のパーツとなっております
サービスダイアルと言った表記がなされております
この度のWMT x MWMのシーダイバーは、"White out"とネーミングして
1950年代のヴィンテージ個体がオールニューだったイメージでカスタマイズ致しました
ストラップをオリーブのNATOをセレクトする事により
インスタグラム等で見掛けるヴィンテージを彷彿させるようイメージしております
通常のWMTコレクションでは、非常に珍しいホワイトルミのベゼルと
ホワイトルミのダイバーハンズを特別にセットし、唯一無二のカスタマイズとなっております
是非、宜しくお願い致します
MWM FUKUOKA