2023/09/04 14:24
WMTのカボションと言えば、オマーンのゴールドプレーテッドモデルが
真っ先に思い浮かぶと思います。
以前、カボションからはカプセルコレクションと言うグロッシーなカラフルダイアルで
ゴールドプレーテッドやオマーンモデルに装着されておりましたかまぼこブレスではなく、
ヴィンテージの代名詞とも言えるリベットブレスのモデルがございました。
カボションは、ヴィンテージの無垢ドレスモデルをオマージュしており
他のスポーツ系のWMTのモデルに比べますと、高級感を醸し出すモデルです
それ故か、ダイアルはグロッシーやサンレイなどメゾンのドレスなどで見かける
質感・雰囲気共に高いダイアルで登場しておりました。
今回、MWMではカボションのダブルネームを製作にあたり
今までの本国モデルとは、一線を画すカスタマイズに挑戦致しました。
当店オーナーはLightiningコラボのカボションを使用しておりますが
そのゴールドのカボションも、NATOストラップ仕様にして楽しんでおります
以前と比べ、ヴィンテージのドレスモデルが大きく注目される様になりました。
それはスポーツモデルのヴィンテージが高騰し買えなくなった状況が作用してるだけではなく
ドレスモデルにも多く存在する褪色・変色しエイジングされたダイアルに注目が集まっているからです
そのヴィンテージのドレスモデルに、NATOストラップで楽しんでいる個体を
海外のインスタグラムでも良く見掛けます
当店オーナーが、NATOストラップにしている理由のひとつです。
そこで、カボションのNATOストラップ仕様と言う企画からスタートしたダブルネームですが
当初、本国からはあまり推奨しないと返答でしたが当店の意図が伝わり実現致しました
チョイスしたカラーはブラウン、NATOストラップではあまり見ないカラーリングですが
ヴィンテージ感を表現すのには、一番良いカラーだと考えました
そして、本国モデルとの一番の大きな違いはなんとエイジドモデルなのです。
カプセルコレクションのダイアルをベースにグロッシーブラックダイアルに。
そのグロッシーブラックダイアルとハンズに、WMT渾身のエイジド加工を施しました
グロッシーブラックダイアルのエイジド加工、光の加減により多くの表情を魅せます
ほぼ単色のブラックに感じたり、エイジド加工のステインがはっきりと見とれたりと色々と楽しめます
ダイアルのインデックスとハンズも光沢が抑えられて、ぐっと落ち着いた印象になっております
細かいポイントですが、いや大きなポイントでもございますが
カプセルコレクションには存在しなかったカレンダー窓のグリッド。
これはエイジド加工を施した際のイメージを想定して、本国にお願いしたポイントとなっております。
この雰囲気ですので、勿論秋冬はレザーストラップをお勧めしたいです。
当店オーナーは、当店別注のイタリアンサフィアーノレザーの台座セットで換装しております。
台座の裏材は、防水加工のラバータイプなので汗にも強いですよ
今回も小数量のリミテッドモデルとなります
本国カボションとは一味違うモデル、ヴィンテージドレスモデルがお好きな方へお勧めです
MWM FUKUOKA
