MWM FUKUOKA  (WMT WATCHES ONLINE STORE)

2026/05/18 17:42

“遊び心”を理解している時計には、独特の魅力があります。

ただ忠実にヴィンテージを再現するだけでは生まれない、肩の力が抜けた余裕
クラシックを理解しているからこそ出来る“外し”
そういった空気感を自然に纏ったプロダクトは、実際それほど多くありません

今回のモデルは、一見すると1950年代〜60年代頃のヴィンテージドレスウォッチを思わせる極めて王道なデザインです
シャープなフルーテッドベゼル
光の角度によって繊細に表情を変えるシルバーダイアル
そして年代感あるジュビリーブレスレット

焼け感を表現したデイトディスクや、温かみあるエイジドルームの色味まで含め、ヴィンテージウォッチ好きが思わず反応してしまうディテールが丁寧に詰め込まれています

しかし、このモデル最大の特徴は、9時位置に配置された小さな存在です
WMT Chrono Club(WCNC)のアイコンでもある、“Penny Cat”
しかも単なるキャラクター配置ではなく、IVYスタイルを感じさせる絶妙なバランスでデザインされている点が非常にWMTらしいポイントです

クラシックなドレスウォッチの中へ、少しだけユーモアを混ぜ込む
この感覚こそ、実はヴィンテージカルチャーとも深く繋がっています

そもそもキャラクターウォッチの歴史は古く、1930年代頃には既に存在していまし。
当時は子供向けの安価な玩具時計として広まり、ミッキーマウスウォッチなどが代表例として知られています。

しかし、その価値観は後年大きく変化していきます
時計業界が成熟し、機械式時計が“実用品”から“嗜好品”へ変わっていく中で、一部のブランドやデザイナー達は、あえて高級時計へユーモアを持ち込み始めました

伝統や格式を重んじる時計の世界だからこそ、そこへ少しの“遊び”を加える事が逆に新鮮だったのです

真面目なスーツスタイルの袖口から、少しだけ見えるキャラクター
ヴィンテージディテールで統一された時計の中に潜む、ちょっとした違和感
そのアンバランスさが、逆に強い個性になります
このモデルもまさに同じ感覚です。

ベースとなるケースデザインやブレスレット、ダイアル仕上げは非常にクラシック
しかしPenny Catが入る事で、一気に空気感が柔らかくなる

それによって、この時計は単なる“ヴィンテージ風ウォッチ”では終わりません
クラシックウォッチへのリスペクトを持ちながらも、それを必要以上に堅苦しく考えない
そんな余裕あるスタイルを感じさせる一本へ仕上がっています

近年、ヴィンテージウォッチ市場は価格高騰が続き、オリジナル個体は簡単に手を出せる存在ではなくなりました
しかし一方で、“ヴィンテージの空気感を楽しみたい”というカルチャー自体は、今も強く残り続けています

WMTが支持される理由の一つも、単なるデザイン再現だけではなく、“当時の空気感”や“遊び心”まで含めて表現しようとしている部分にあるのかもしれません

美しいヴィンテージスタイル
どこか懐かしいポップアート
そして、肩肘張らず楽しめる感覚

このモデルは、そのバランス感覚を非常に自然に成立させた一本です
タイムレスで、気負わず着けられ、そして何より楽しい
ヴィンテージウォッチを愛する人ほど、きっとこの“ちょっとした違和感”に惹かれるはずです。

Cabochon Penny Catは、本国デリバリーが6月末となっておりますので
当店からは、7月上旬の発送を予定しております

販売開始まで、今暫くお待ち下さいませ

MWM FUKUOKA