2026/09/02 06:43
計器の機能美と遊び心が生んだ、WMTの新しいミステリーダイアル
時計の文字盤には、当たり前のように「時」と「分」が並んでいます。
12個のインデックスがあり、時針と分針がその上を回って時間を示す。
腕時計としてあまりにも見慣れたその構造を、まったく違った方法で表現したのが、WMTの新作 O’Clock Red Editionです。一見すると非常にシンプル。
しかし、時間が経つにつれてダイアルの表情が変化していく。
ヴィンテージの計測機器やコックピットゲージからインスピレーションを受けながら、WMTらしい遊び心を加えた、非常にユニークな一本が誕生しました。

「針」ではなく「窓」から時刻が現れる
O’Clock Red Edition最大の特徴は、何と言っても独創的なミステリーダイアルです。
通常の腕時計であれば、時針が文字盤上の数字を指すことで「時」を読み取ります。
しかしO’Clockでは、その考え方そのものが異なります。
ダイアル上にはオールブラックのディスクが配置され、そのディスクが時間とともに回転。
設けられた開口部から、その時刻を示す鮮やかなレッドのアワー数字が姿を現します。
そして中央に配置された分針によって「分」を読み取る。
つまり、一般的な時計のように時針を追いかけるのではなく、開口部に現れる数字とセンターの分針によって時間を知るという仕組みです。
黒の中から赤い数字が浮かび上がる。
非常にシンプルな構成でありながら、時間の経過そのものがダイアルの変化として感じられるところに、この時計の面白さがあります。
インスピレーションは古い計測機器とコックピット
この独特なデザインのインスピレーションとなったのが、古い時代の計測機器やコックピットゲージです。
必要な情報を瞬時に読み取るために生まれた計器には、装飾を目的としたものとは異なる独特の機能美があります。
視認性を高めるための数字。
情報を整理するためのシンプルなレイアウト。
そして機械としての存在感。
O’Clock Red Editionにも、そんな計器類を思わせる雰囲気が随所に感じられます。
特に、ブラックを基調としたダイアルの中から現れるレッドの数字は、暗いコックピットの中で浮かび上がる計器表示のよう。
クラシカルでありながら、どこか無機質でメカニカル。
ヴィンテージウォッチをそのまま再現するのではなく、過去に存在した「道具」のデザインから新しい腕時計を作り出す。
そこが、このO’Clockの面白いところではないでしょうか。

36mmというヴィンテージライクなサイズ
個性的なダイアルを包むケースは36mm。
ケース全長43.7mm、厚さ13mmというサイズにまとめられています。
近年の腕時計としては比較的コンパクトですが、このサイズ感もO’Clockの世界観にはよく似合います。
ヴィンテージウォッチを思わせる控えめなサイズでありながら、ミステリーダイアルの存在感によって腕元ではしっかりと個性を主張する。
単純に「小さな時計」という印象ではなく、デザインとケースサイズのバランスによって成立したプロポーションです。
ケースにはポリッシュとブラッシュ仕上げを使い分け、ステンレススチールの質感にも変化を持たせています。
そして風防にはダブルドームのアクリルクリスタルを採用。
柔らかな曲面を描くドーム風防を通して眺めることで、ミステリーダイアルの独特な表情に、さらにヴィンテージらしい奥行きが加わります。
赤だからこそ生まれる存在感
今回のモデル名は、そのままRed Edition。
ブラックを基調としたダイアルに鮮烈なレッドを組み合わせることで、非常に強いコントラストが生まれています。
ただ派手な赤を使った時計というわけではありません。
通常はブラックの世界が大部分を占め、その中から必要な「時」だけが赤い数字として現れる。
だからこそ、レッドがより強く印象に残ります。
時間によって数字が移動していくことで、腕時計でありながら、まるで小さな機械式表示装置を眺めているような感覚も楽しめます。
時間を確認する。
その日常的な動作そのものが、少し楽しくなる時計です。
NH35自動巻ムーブメントを搭載
これだけ個性的な表示方法を採用しながら、時計としての心臓部には実績のあるSEIKO NH35自動巻ムーブメントを搭載しています。
日常的に気兼ねなく使用できる実用性を持つムーブメントだからこそ、O’Clockを単なるデザインウォッチとして終わらせません。
ケースバックはステンレススチール製のスクリューバック。
防水性能も10ATMを確保しており、個性的なヴィンテージデザインを日常の中で楽しめる時計として仕上げられています。

ブレスレットとレザー、二つのスタイル
O’Clock Red Editionには、ステンレススチール製3リンクブレスレットとプレミアムレザーストラップの両方がセットされています。
3リンクブレスレットを装着すると、メカニカルで無機質なダイアルデザインとの一体感が高まり、計測機器を思わせるソリッドな雰囲気に。
一方、レザーストラップへ交換すると、36mmというケースサイズやドーム風防のクラシカルな魅力がより際立ちます。
同じ時計でありながら、ストラップを交換するだけで印象は大きく変わります。
少し個性的な時計だからこそ、服装やその日の気分に合わせて表情を変えられるのは嬉しいポイントです。
時間を見ること自体を楽しむ時計
スマートフォンを見れば、一瞬で正確な時刻が分かる時代です。
だからこそ腕時計には、「時間を知る」ことだけではない魅力が求められるのかもしれません。
O’Clock Red Editionは、その答えのひとつを非常にユニークな方法で見せてくれます。
ブラックディスクがゆっくりと回転し、開口部から次の赤い数字が現れる。
そこへセンターの分針を合わせて、現在の時刻を読み取る。
一般的な腕時計とは少し違うその動作には、デジタル表示では味わえない楽しさがあります。
古い計測機器やコックピットゲージから着想を得た機能美。
36mmのヴィンテージライクなケース。
ダブルドームのアクリル風防。
そして、ブラックの世界から鮮やかなレッドの数字が現れるミステリーダイアル。
ヴィンテージからインスピレーションを受けながらも、単なる復刻では終わらない。
過去のデザインをヒントに、今までとは違う「時間の見せ方」を楽しむ。
そんなWMTらしい遊び心が詰まった一本。
それが、O’Clock Red Editionです。
本国、10月頭デリバリー予定ですので
当店からは、中旬の発送を予定しております
販売開始は、9月3日18時を予定しております
今しばらく、お待ちくださいませ
MWM FUKUOKA

